本当は毎日でも遭いたいが、人妻となるとそうはいかない。
お互いに、長くこの関係を続けるために実践したことがあります。
- あまり、メールやLINEでむやみやたらと連絡をしないこと
連絡を取りすぎると、スマホを家の中でも持ち歩くようになるので、疑われやすい - お互いの1か月の予定を、共有アプリで教え合うこと
むやみに連絡しなくても、だいたいの予定が合わせやすい - スマホには偽名で登録すること
万が一見られたときのための対策 - 返信が遅くてもあせらないこと
- 無理に会おうとはせず自己処理にて欲求を抑えること。
最後の一つがツラかった。
→前回のお話【9歳年上のセフレの思い出 第七話】はこちら
広島での転勤がきっかけで始まった、セフレとの生活
京子は平気そうだったが…。
私は有り余る性への欲望を魅力的な女性がいるにも関わらず、自己処理にて対処するしかなかったから。
自己処理をしている最中は彼女との行為を思い浮かべ、その処理にふけることができる。
しかし、放物線を描いて液が出てしまうと、虚無感に包まれてしまう。
(ああ、京子に会いたい)
思いが募ってしまう日がなんと多いことか…
どうにか二人の都合が合い、三度目の逢瀬を重ねることとなった日。
私は、朝からチンコが興奮してしまい大変だった。
(いっそ、1回自己処理をしてしまった方が…)
とさえ思ってしまう。
時間が経つのが遅く感じた。
待ち合わせ場所に1時間も前に到着し、そわそわしながら待っていた。
人妻セフレとの三度目のデート
「おまたせ!」
彼女が小走りに駆け寄ってくる。
「ごめん、だいぶん待ったんじゃない?」
私は嘘をついた
「いや、今来たところだよ。
ところで今日はどこに行く?
とりあえず、早めのランチでも…」
と言い終わらないうちに、彼女が口を開く。
「もうホテルいっちゃおう!」
「えっ!?今から?」
「だって、うちは地元だから旦那以外と歩いている姿を見られるとまずいし…」
確かに昼日中より知り合いの女性が、知らない男と仲睦まじく歩いている姿は奇妙だろう。
たとえ、私ではなく元同級生やPTA時代の役員仲間と歩いていても、よからぬ噂が広がってしまう。
ましてや、ここは広島という地方都市だ。
いくら、100万人規模と言っても知り合いに会う確率は非常に高い。
好機の目にさらされることは本意ではない。
それよりなにより、彼女との仲が終わってしまうことはどうしても避けたい。
「わかった、行こう!」
彼女は土地勘のない私のために、待ち合わせ場所に気を使ってくれている。
わかりやすくて、すぐ近くにラブホテルがあり、あまり人目が気にならない場所を選んでくれている。
しかし、今日は真昼間の待ち合わせ。
彼女が少し先を歩き、その後を私がついて行く。
3メートル先を歩く彼女の後ろ姿が気になってしまう。
今日はタイトなパンツを履いているため、パンティーラインが微かに浮かび上がって見えるのだ。
私はと言えば…
自身のチンコに早くも欲望が流れこんでいるため、歩きにくい。
両手をデニムのポケット入れ、チンコの位置を調整しながら歩く。
周囲の目が気になって仕方がない。
(周りの人に、チンコが大きくなっているのがバレたら…)
(ただの変態だよな…)
(でも世間一般からみると、セフレがいること自体が変態なのかも…)
(性に対して正直なのはナチュラルだと思う…)
(しかし、パートナーがいるのに他にセフレを求めるのはアンナチュラルかも…)
ウダウダと取り留めも無いことを思いながら、彼女に遅れないように歩いた。
結局、ラブホテルでセックスデートをすることに
やがて一軒のラブホテルに入る。
フロントのパネルで京子が聞いてきた。
「今日はまったりしたいから、露天風呂のある部屋にしよ。」
確かにこのラブホテルには、露天風呂付の部屋がある。
(予算がオーバーするが致し方ないな)
彼女はそんな私の懐事情を察してか、
「大丈夫、今日は私が出してあげるから。
その代わり、ちゃんと可愛がってよ…」
エレベーターに乗り、最上階へと向かう。
部屋に入ると、今まで使ったどの部屋よりも広くて豪華だ。
「実は一度来てみたかったのよね。」
舌をペロッと出して白状された。
部屋を探訪すると、テラスには大きなジャグジー付きの露天風呂が鎮座している。
「お風呂溜めておくね。」
彼女は露天風呂のお湯を張り始めた。
私はそのまま室内探索へ。
室内にも風呂があることに気がつく。
「こっちにもお風呂があるよ。」
「じゃあ、そっちもお湯入れといて。」
室内風呂の蛇口を回し、お湯を張る。
その間は…
ソファーに座り甘く、長いキスを交わし続ける。
(このまま押し倒してしまいたい…)
そんな衝動に駆られるが、グッと我慢する。
彼女はまったりと過ごしたいのだから…
露天風呂の準備ができたようだ。
二人、全裸になり浴槽につかる。
思わず「あ~!」と声が漏れてしまう。
「若いのにおじさんっぽいね。」
クスクスと笑われてしまった。
女性とお風呂に入っている時間がこんなにも心安らぐものとは知らなかった。
学生の頃は、ラブホテル=セックスするところ。
お湯を張ることもなく、シャワーだけで済ませ、さっさとセックスをおっぱじめる。
今から思えばなんとも味気ない。
しばらくまったりと浸かっていたが、少し熱めのお湯に毛穴から汗が噴き出すのを感じる。
「ちょっと熱くなってきた。」
私は足だけつけたまま、浴槽のふちに腰かけた。