ホテルのレストランでモーニングを食べる。
京子は朝からビールを飲んでいる。
私は運転があるのでおあずけだ。
甘く情熱的な朝に、ほろ苦いグレープフルーツジュースが美味しく感じる。
二人はホテルをチェックアウトした。
二日目は、どこかラブホテルに泊まろうと決めていたからだ。
→【9歳年上のセフレの思い出 第十四話】の記事も読んで下さい。
広島の郊外をデート。散策しながらも欲求の収まらない二人
広島県東部にあるお寺や城跡を散策してまわる。
昼食を済ませ、食欲を満たした二人は別の欲を満たしたくなった。
観光はひとまず置いておき、目についたラブホテルに車を滑り込ませる。
ひとしきりお互いの体を貪りあったあと、何気なくつけたテレビでAV鑑賞をしてしまう。
これまでも、ラブホテルに入ってはAVをつけ、セックスのスパイスや参考にしてきた。
俳優陣がさまざまなプレイを繰り広げるなかで、二人のセックスに取り入れたりしてきた。
たまたま流したAVは3Pモノだった。
一人の女優が、男優ともう一人の女優に交互に絡んでいる。
3人が3人ともにその他2人を満遍なく愛撫し3人ともが快楽を分かち合っている。
これまでも二人で、3PモノのAVを見たことはあった。
特段気になることはなかったが、なぜか今日はお互いに食い入るように見てしまった。
「なんかすごかったねぇ…」
京子が感想を漏らす。
「ほんとだね…」
私も感嘆した。
「3Pって気持ちイイの?」
と京子が訪ねるが、私は経験が無い。
「ちょっと経験してみたいかも…」
京子は意外なことを口にした。
ついに、セフレとデリヘル嬢と自分で3Pすることになった
3Pとは、男だけが持っている征服願望の一つだと思っていた。
複数の女を同時に自分の物にする。
ハーレムとは、その最たる例だと思う。
だからこそ、女性が3Pに興味を示すとは全然思わなかった。
「そりゃ、僕もしてみたいけど」
「もう一人探さなきゃダメだよね」
すると京子が
「実は昨日の同窓会でびっくりした話を聞いたんだけど…」
「昨日参加した子の中で、デリヘルでアルバイトしてる子がいるの」
「その子が言うには、『カップルに依頼されて女性2人、男性1人でプレイ』することがあるんだって!!」
二人話をした結果、その3Pを体験することにした。
お互い未知の世界である。
スマホでデリヘルを検索しつつ、カップル3Pを行っている店を探した。
一軒に目星をつけ、電話にて風俗嬢の派遣を依頼する。
…やがて、一人の風俗嬢がドアのチャイムを鳴らした。
名前を「志乃」と名乗った。
歳のころは、40代半ばだろうか。
古風な名前とその和風な様相ではあるものの、志乃さんにはまさにプロといった風俗嬢の風格があった。
私とセフレの前に現れた風俗嬢、志乃さん
三人で話をし、志乃さんには、私と京子、それぞれ一回ずつイかせてもらうことにする。
もちろん順番ではなく、同時に3人絡みながらである。
手順を尋ねるが、
「お二人はいつものようにセックスしてください」
「私は上手いこと入っていきますから」
「あっ、もちろん私は本番はしませんよ」
営業スマイルで答えてくれた。
裸になった3人でベッドへと向かう。
京子を仰向けに寝かせて、キスを交わす。
胸を揉みながら首筋に舌を丹念に這わせていく。
指先でバストの先をつまみながら、もう片方の先を舌で転がす。
その様子を志乃さんが傍らで見つめている。
(人に見られながらのセックスは興奮する…)
私は激しく京子を攻めたてた。
京子もそれに呼応する。
志乃さんが、京子のバストに手を伸ばす。
ゆっくりと撫でるように揉み始める。
その光景に京子が反応を示す。
志乃さんの唇が、京子の唇を覆った。
目の前で女同士が激しく舌を絡ませている。
志乃さんは京子とキスを交わしながら、私の大きくなったソレへも手を伸ばす。
器用に上下に動かしながら、京子とキスをしている。
やがて志乃さんは、ゆっくり私の方を向き少し垂れ気味だが程よい大きさのバストを差し出してきた。
そのバストを口に含む。
志乃さんの口より甘い吐息が聞かれ始める。
手を京子の中心へと差し込んでみた。
京子は志乃さんの中心を手で撫でまわしている。
さっきAVでみていた光景が今現実となっている。
私の前で、喘いでいる2人の女性…
そして、その女性2人に取りあうように刺激を受けている私…
志乃さんは私への刺激をやめ、京子の中心へと顔をうずめた。
繁みの谷間を押し開き、その間にある粒を舌を使って刺激している。
京子の喘ぎ声がくぐもってきた。
その光景に、私のソレは一層膨張し硬さを増していく。
たまらず京子の唇に、ソレをねじ込んだ。
京子は、根元までくわえ込み、口角より喘ぎ声を漏らしている。
京子の中心を舐めている志乃さんは、上目使いで私の方を見つめている。
「あっ、ダメ、イかされちゃう…いい、イクぅ!!」
ビクビクと跳ねるように京子は絶頂を迎えた。
風俗嬢の志乃さんに導かれて、私たち二人は…
志乃さんは、今度は私に仰向けになるよう促した。
バッグより、ローションを取り出す。
私のソレに丁寧に塗り込と、私にまたがり、自身の谷間でこすり合わせてきた。
絶妙な腰使いローションのヌメヌメが私を快楽へと導こうとしている。
京子は私の顔面にまたがり、中心を舐めるように促す。
2人の女性が私にまたがり喘ぎ声をあげている。
京子と志乃さんは、お互いのバストを揉みながら舌を絡ませ、情熱的なキスを交わしている。
自分の意思とは関係なく、私は腰がカクカクと動いてしまう。
志乃さんが
「ああ、擦れて気持ちイイのぉ、イきそうなのぉ」
京子も
「うちのも、濡れ濡れで気持ちイイぃ」
「「「いっ…イクぅ!!」」」
3人ほぼ同時に絶頂を迎えた。
人妻セフレ・京子との別れ
楽しかった旅行から数か月、徐々に京子とは疎遠になった。
やはり目の前で、自分以外にイかされてしまうという光景は…。
興奮を覚えるものの、非日常的過ぎたのだろう…
逢う度にぎこちなくなっていった…
私は聞かされていた転勤の話を二つ返事で受け入れる。
楽しくも甘淫な経験をさせてくれた広島と、セフレの京子に心の中で別れを告げた。